「SIer完全脱出マニュアル」を読みました
技術書典5で購入した「SIer完全脱出マニュアル」を読みました。
タイトルから既に闇が深い
私もいわゆるSI業界で働いていますが、幸いなことにこの本で書かれているほどレガシーな現場には遭遇していません。
ただ、業界全体のイメージから大きくは外れておらず、特に技術的なスキルについては一部の技術好きのプログラマーやアーキテクトに頼り切っている状況です。
全社的にも、単なるSIやSESで稼ぐビジネスモデルから変化しようと模索してはいますが、そう上手くはいかないのが現実。
新しいことを考えるにはやはり余裕が必要だと思うんですよ。では余裕を持つにはどうすればいいのか。
稼ぎを減らさずに余裕を持つには生産性を上げるのが一番だと思います。
生産性を上げるには?より良い方法について知るか考えるか。
上記のような思いが、このブログを始めた一つのきっかけでもあります。
さて、本の話に戻しましょう
そんなSI業界のあるあるや問題点を挙げるに留まらず「じゃあどうすれば良いのか。」について触れているのが、 単なる批判と違って良いと思います。
社外勉強会への参加等はよく聞きますが、個人的にはポッドキャストを聴くという解決策がなかなか新鮮でした。
普段、知識を仕入れるにしても、文章なり、映像なり基本的には視覚情報に頼って活動しているものですから、
音だけの世界でITを勉強するというのはあまりイメージが沸きません。
この本の作者さん達がまさにポッドキャストをやっているそうなので、そのうち感想記事でも書いてみようかと。